キャバクラの黒服・ボーイの仕事はがっつり稼げて輝けるいま人気の職業。しかしネットの記事などを見ていると、大変・つらい仕事だと言っている記事もよく見かけますよね。
実際、大きなお金の動く接客業なので緊張感があり、カンタンではない職業ではあります。でも安心してください、毎日楽しんで働いている黒服さんはたくさんいますよ!
当記事では、実際の黒服経験者&現役黒服さんにインタビューし、仕事をする上で楽しかったこと、やりがいを感じた出来事を伺いました。
気になる「女性にモテるのか」という疑問にもお答えします……!
※当記事の調査内容は、ご協力者様の個人の観点によるものです。
もともとは一般飲食店でアルバイトをしていたYさんは、ある日来店したキャバクラオーナーに人柄を気に入られ、「うちで黒服をしないか」とスカウトされたのが業界入りのきっかけだったそう。なんだかドラマのような出会いですね!
現在は埼玉のキャバクラで店長にまで登りつめたYさんは、黒服という職業に誇りを持ってお仕事をされています。
Yさんのやりがいを感じる瞬間は「売り上げが上がったとき」。キャバクラは成績が数字に出る世界ですから、スタッフ全員でお店を盛り上げる一体感があり、そこに楽しさを見出している方も多いそうです。
黒服とキャバ嬢のチームワーク次第で、一晩に数百万〜数千万円が動くこともあると思うと、想像するだけでワクワクしますね!
また、「自分が面倒を見ていた女の子が仕事できるようになったときは嬉しかったです。自分ごとではなく、誰かができるようになったときに達成感を覚えます」と、素敵なエピソードも伺えました。
自分の成績だけではなく、仲間や部下の成長を喜べる器の持ち主だからこそ、人気店の店長さんとして活躍なさっているのでしょう。
漫画「黒服物語」の舞台でもある池袋にて、週6日シフトでがっつり稼ぐCさん。
池袋はアットホームなお店の多いキャバクラエリアですから、キャストとの関係や雰囲気も良かったようです。
そんなCさんに仕事をするうえで楽しかったことを聞くと、「いい意味でずる賢い人たちと接することは、勉強になり楽しい経験です」とお話してくれました。
通常の居酒屋では一杯600〜800円程度のカクテルも、キャバクラでは1600円ほどの相場感で提供されています。そうしたお金のやりとりや、会話する時間そのものに価値が生まれる世界は、ナイトワーク未経験者にとっては興味深いですよね。
「食事をおごってくれたり、可愛がってくれるキャバ嬢さんがいて……」という羨ましいお話も。キャバクラの世界に興味津々のCさんは、ベテランキャバ嬢さんにとって可愛い存在に見えるのかもしれませんね。
渋谷の高層ビルにオフィスを構える某広告代理店、その専務の座につくNさんは、若い頃に経験した黒服の経験が人生を変えたそう。
「モテたくて、キャバ嬢と仲良くなりたかった」という下心のある動機で働きはじめたようです。なんと正直な!
Nさんは黒服の仕事で「カッコいいスーツを着れること」が嬉しかったそうです。たしかに、ビシッとスーツを着こなしてレセプションをする黒服は、ファッション好きに嬉しい仕事かも。
「お金持ちのお客様と仲良くなれて、情報通にもなれるのが面白かったなぁ」という体験談も頂きました。そのときの経験が今のお仕事にも活きているそうですから、人脈作りを目的にするというのもアリですね。
そして、モテたい・キャバ嬢と仲良くなりたいという目標については……
なんと「実はうちの妻、元キャバ嬢なんだよね。目標達成!(笑)」と語りながら、とっても美しい奥様のお写真を見せてくれました。夢は叶うんですね、ごちそうさまです。